「Go To トラベル キャンペーン」の影響で旅行者は増え、キャンペーンを2021年のゴールデンウイークまで延長されることが検討されている予定です。
そこで、改めてコロナ禍に行くべき旅行を考えてみたいと思います。
「コロナ禍」そして「Go To トラベル」の割引を考慮した上で、徹底比較します。
結論としては、「近場の温泉に1泊で電車で行くのが1番」だと考えます。
「日帰り」か「宿泊」か
旅行を計画するにあたり、まずは日にちを考えます。仕事のことを考えると1日〜3日程度で考えることが多いでしょう。
行き先や旅行目的によって必要な旅行日数も変わってくるのですが、基本的には1泊以上の宿泊がオススメです。
後述しますが、日帰りだと「Go To トラベル キャンペーン」の割引を受けるのに大きく制限を受けます。せっかく実質半額になるのですから、割引を受けられる旅行を検討するべきです。
また、日帰り旅行だとどうしても「移動時間」が長くなります。1日のほとんどを移動に費やすことにもなりかねません。「コロナ禍」ということを考えると移動時間は抑えたほうがいいでしょう。
「都市」か「地方」か
旅行の行き先に関しては東京・大阪・福岡などの「都市圏」か、自然があふれる「地方」かに分かれると思います。
10月からはキャンペーンを受けるための行き先による制限などはありませんが、「地方」のほうがオススメです。
人が少ないところに行くべきというのが大きな理由です。
ただ、京都や浅草のように、普段であれば外国人観光客で溢れている箇所に行くのはオススメできます。比較的、混雑が少なく観光できるチャンスだからです。
行き先は単純に旅行目的で考えても良いと思います。
「車」か「バス」か「電車」か「飛行機」か
旅行の手段によって受けられる割引が大きく異なります。基本的には記載した順番で料金が高くなります。
また、他者との接触を避けるという観点では「自家用車」が最善の選択になります。
一方で、「自家用車」旅行は基本的に「Go To トラベル キャンペーン」の割引の対象になりません。さらに、10月以降旅行者が増えており、コロナ前と同程度に渋滞も発生しているようです。
「電車」や「飛行機」は料金は高いですが、ツアーなどにすれば割引を受けられるため、「お得感」はあります。
中間の「バス」ですが、コロナ禍では「満席」を避けていることも多く、全体的にバス利用の代金が高くなっています。コロナ対策という観点でも。お得感という観点でもあまりオススメできません。
(バスは換気されるので、密にはならないという説もあります。)
総合して考えると、そんなに高くならない範囲で「新幹線」などの電車を使うのが1番適していると思います。
「平日」か「休日」か
観光地は「平日」が空いていて、「休日」は混雑しています。
コロナの影響が強かった夏頃までは休日でも空いているところが多かったですが、10月からは一気に旅行者が増えました。
印象としては、「土日」に関しては「コロナ前」の混雑状況まで戻ってきているように感じます。
ですので、できる限り土日に混雑する場所(特に、紅葉見頃の時期やクリスマスにイルミネーションなど)に行くのは避けたほうがいいと思います。
宿泊料金も安いので、「平日」を絡めて旅行を計画したほうがいいでしょう。
「大手旅行会社」か「個別予約」か
パックツアーになっている旅行会社の商品に決めたほうが「楽」ですが、個別予約のほうが柔軟な旅行計画をたてることができます。
通常、旅行会社のパックツアーのほうが安くなることが多いのですが、「コロナ禍」では値上げをしていることが多いです。
理由は2つ。
・本来、団体利用で割引を受けていたが、コロナの影響で団体の人数が制限されるようになった。
・「Go To トラベル キャンペーン」の割引があるから、元の旅行代金を値上げしている。
パックツアーの強みである「安さ」がなくなってきているので、個別予約のほうがオススメできます。
ただし、新幹線の利用とホテルの宿泊をそれぞれ個別で予約してしまうと、新幹線の往復はキャンペーンの割引を受けられません。
「じゃらん」などでも新幹線と併せたプランを販売しているので、割引を受けられるプランに自分で組み合わせて予約をするようにしましょう。
まとめ
・割引を受けやすいのは宿泊旅行。
・地方の方が人は少ない。
・新幹線や特急での旅行なら、割引を受けられ、あまり高くない。
・休日は混雑傾向。できれば平日に。
・予約の仕方を間違わなければ「個別予約」のほうが便利で安い
「Go To トラベル キャンペーン」の割引もしばらく続くようですので、ここで挙げたことを参考に冬の旅行を計画してみてはいかがでしょうか?
私は平日に休みをとって、鬼怒川温泉に特急スペーシアで行こうかと考えています。1人実質1万円くらいで行けると思います。