２０２１年開始からコロナ禍で２度目の緊急事態宣言に突入しています。
外出の自粛が求められ、「Go To トラベル キャンペーン」の割引を受けられない状態になっています。
１度目の緊急事態宣言のように旅行業に対して、休業要請が出ているわけではない中、観光客が減っていることは旅行業にとって大きな痛手です。
緊急事態宣言が終わり、「Go To トラベル」が再開されたら、すぐに旅行をしたいと考える人も多いでしょう。
本記事では２月以降の旅行を取り巻く状況を考えたいと思います。
結論としては、「しばらくは補助金を受けるのは厳しいけれど、割引の穴場がある」と考えています。
「Go To トラベル」２月以降も停止継続か
１月の上旬に首都圏で緊急事態宣言が出され、複数の府県に拡がりました。緊急事態宣言の対象地域は全国にまでは拡がっていないものの、感染者数の拡がりは今まで以上です。
２月に入るタイミングで感染者数は減ってきていますが、体感として外出する人の数は減っていませんし、緊急事態宣言が解除できるほどの状況では有りません。
また、「Go To トラベル キャンペーン」は緊急事態宣言の発出前から感染者数が増えた地域で停止となり、緊急事態宣言期間中は全国で停止となっています。
緊急事態宣言が続きそうな状況を考えると一部の地域だけ再開ということは考えづらいです。
緊急事態宣言を解除して、感染状況の様子を見た上で「Go To トラベル」の再開ということになるでしょう。
緊急事態宣言以降の予約はできるが、実際に割引されるかは未定
旅行を取り巻く状況を考えると、非常に厳しい状況です。
ホテルは営業しているが、予約は少ない
全国的に休業要請は出されていませんが、緊急事態宣言地域では外出の自粛要請中ですし、それ以外の地域でも手放しで旅行ができる状態ではありません。
「生き殺し」といっても良い状況です。
営業していますから、もちろん予約ができます。
旅行者が少ない状況ですから、旅行代金はいくらか安くなっているものの、「Go To トラベル」中に比べると割高に感じてしまいます。
2/7以降も割引ができない状況
緊急事態宣言は２月７日まで。当初の予定であれば、緊急事態宣言の終了にあわせて「Go To」を再開させる予定でした。
しかし、２月８日以降の旅行を予約しても、ほとんどのサイトで「Go To」の割引が適用できない状況になっています。
旅行会社としても、２月８日からキャンペーンの割引が適用されないと考えているからです。
しばらくは、「Go To トラベル」の再開はされないでしょう。
緊急事態宣言下の割引はいまいち
緊急事態宣言中でもホテル・旅館・旅行会社は営業しています。対象外地域も対象地域も同じです。
対象地域では不要不急の外出の自粛要請がでているだけです。
旅行するのはある意味「自己判断」で許可されています。旅行する人がいなければ、観光関係産業がつぶれてしまいます。
旅行に行く人が少なく、需要が少ないので、宿泊代金は安くなるはずですが、「いまいち」というのが私の印象です。
「Go To トラベル キャンペーン」中は半額の国からの補助金に加えて、ホテルや自治体のキャンペーンがあり、「実質無料」ということもありました。
確かに安いですが、それに比べると見劣りするのが現実です。
自粛要請を破ってまで行くメリットは少ないといえるでしょう。
補助金はなくても、穴場はある
「Go To トラベル キャンペーン」による補助金が出ていない状況で旅行に行くメリットは少ないと思います。
ただ、観光産業が苦しんでいるの間違いありません。今までであれば、補助金が出ない分を交渉して、安く行くというのが私の考えでした。
交渉して値切るというが得策だと思える状況ではなさそうです。雇用を守るために、ある程度利益を残して営業しなければなりません。
その状況で探すべきは穴場の旅行・ホテルです。
空室が増えている状況では宿泊代金を安くしてでも、お客さんを呼ぶべきですが、人件費等を考えると安くするのにも限界があります。
ホテルが打ち出しているのはテレワークプランや近場プランなどです。
コロナ禍に対応して、滞在時間を長くするなどししたプランを格安で出しているホテルがあります。そういったホテルを利用する。
もしくは、少しでも部屋を埋めようと明らかに格安なプランを提供する「穴場のホテル」もあります。
