「Go To Travel キャンペーン」が開始され、実際に旅行に行くことが決まっている人も多いでしょう。キャンペーンの詳細がわかりづらいこともあり、実際の支払い方法やポイント利用・還元について疑問を持つ人も多いでしょう。
7月の4連休で「Go To Travel キャンペーン」の対象旅行に行ったので、細かなポイント利用等も含めた支払い方法について解説します。基本的には「宿クーポン」以外はキャンペーンの対象として「損をしない」と考えていいでしょう。詳しく解説していきます。
実際に行った旅行は下記のリンクからどうぞ。
ポイントの使い方によっては損をする?
キャンペーンの対象となるのであれば、できるだけ得をしたいもの。ポイントの使い方で思わぬ損?をしてしまうことがある。
例えば、楽天ポイントを楽天市場で使う場合、購入額に対して数倍のポイントが貰える。しかし、楽天ポイントを利用して商品を購入した場合はポイントがつかない決まりになっている。
楽天市場で10,000円のものを買うと5%のポイント(500ポイント)が通常つくが、ポイントで購入するとつかない。
つまり、ポイントを楽天市場で使うのは損で、ポイントが付与されない物を買うのが得とも考えられる。
「Go To Travel キャンペーン」では基本的にこの心配はない。
ポイント還元について
旅行会社や宿泊施設等で利用できる支払い方法であれば「旅行代金」分のポイントが還元されるはずだ。そうでなければ「還付」に対応したツアーのほうが特になってしまうからだ。
2万円のツアーだったら、「割引」でも「還付」でも14,000円分の支払いで済む。「還付」であれば、一旦20,000円支払っているから、その分のポイントが還元される。それにあわせて「割引」ツアーでも20,000円払ったこととしてポイントが還元されるはずだ。
クレジットカード支払いであれば数%の還元ということもあるので、「キャンペーンの割引」と「ポイント還元」を同時に受けられるのは嬉しい。
ポイント利用について
ポイントや商品券などの利用も同様に考えていい。20,000円のツアーは割引されて14,000円。そこに4,000円商品券などを使って10,000円支払いとすることができる。商品券等を使った分、「Go To Travel キャンペーン」の割引額が減ることはないようだ。
元々の20,000円を基準に「Go To Travel キャンペーン」の割引が行われるから、ポイントや商品券もじゃんじゃん使っていい。
「宿クーポン」は対象外
「宿クーポン」は対象にならないと公式に発表されている。「宿クーポン」は宿独自の割引のことで明確な定義はなく、別の名称で割引している宿もある。
【対象にならない例】
通常20,000円のホテルがホテル独自の「宿クーポン」を発行して10,000円引きで利用できるとする。旅行代金が20,000円なので、35%の7,000円が割引され、実質負担3,000円で宿泊できることになる。これが禁止されている。
割引を「宿クーポン」を用いて自作自演することで得するように使われることがあるから。(上の例であれば、元から10,000円であれば「Go To Travel キャンペーン」のわりびきは3,500円に済む)
自治体等の割引はグレー
「Go To Travel キャンペーン」以外にも自治体が行っている独自の「コロナ対策」の割引もある。「Go To」との併用は禁止されていないが、自治体等の判断になるという。実際に私が行った旅行もグレーとなっており、次の写真で説明します。
実際の明細書
じゃらんポイントで6,000円引かれているが、これは南房総市の割引によるもの。キャンペーンの適用が6,000円を引かれる前の35%か引かれた後の35%かは決まっていない。2,000円以上還付額が変わるのだが。申請をする時に確認するようにするが、自治体によって変わるということ。
明細書内の約16,000円はクレジットで支払ったが、クレジットカードの1%はポイント還元され、さらにじゃらんで予約した際の2%程度も還元されていた。ざくざくポイントが貯まる。
まとめ
様々な方法で「Go To Travel キャンペーン」の対象の割引を満額で受けられるので、使わない手はないと思います。じゃらんや楽天トラベルから予約すれば、ポイントも得られるのでお得感は大きいです。