「Go To トラベル キャンペーン」に加えて10月1日の旅行から地域共通クーポンが配布されていますが、「使いづらい」と酷評されています。
特に、「時間の制約」と「場所の制約」があり、さらに電子クーポンだと利用可能店舗数も少ないです(紙クーポンのほうがいい)。
私が10月下旬に予定している旅行を例として、「いかに使いづらいか」、また「どのように使うべきか」を考えてみます。
旅行と地域共通クーポン
まず、私が予約した旅行内容について、2泊3日の「岐阜・名古屋 『麒麟が来る』名所巡り3日間」です。
『麒麟が来る』の大河ドラマ歴史館が岐阜と京都にあるので、それらをリーズナブルに回ります。
岐阜と京都を周るツアーは多くないので、「名古屋の1泊」と「東京⇔名古屋の新幹線往復」、「3日間のレンタカー」がセットのツアーにしました。
ポイントは宿泊は1泊目だけツアーに組み込み、2泊目は自分で京都にホテルを予約したこと。そして、レンタカー付きのプランにしたことです。
レンタカーは別に予約したほうが融通が効きますが、「Go To トラベル キャンペーン」の割引を最大限に活かすために、レンタカー付きのプランにしています。
プランはJTB
※JTBのダイナミックパッケージはレンタカー付きや1泊のみの予約ができ、「Go To トラベル」の割引を最大限に活かすにはもってこいです。
その結果、JTBのプランで1人3万円、京都のホテルで1人1万円。「Go To トラベル」の割引をうけて併せて、実質支払26,000円。地域共通クーポン6,000円となりました。
1日目 東京→名古屋→岐阜県東部の大河ドラマ歴史館を回る→名古屋宿泊
2日目 名古屋→京都・亀岡の歴史館→京都市内観光→京都宿泊
3日目 京都→京都市内観光→岐阜城→名古屋→東京
東京⇔名古屋以外は全て、レンタカー移動です。こんなプランだと、地域共通クーポンの使い所が全然ありません。
15時もしくはチェックイン後しか使えない!時間の制限
1泊目はJTBの電子クーポンで1日目の15時から利用できるようになります。使えるのは翌日までです。
1日目は岐阜の大河ドラマ歴史館に昼頃行く予定なので、使えません。15時頃は名古屋市内に移動している時間ですので、車移動の途中か名古屋市内のホテル近くでしか使えません。翌日は丸一日使えますが・・・・。
2泊目はじゃらんで予約した京都市内のホテルです。紙クーポンはホテルでもらえますが、2日目チェックインした後は外出する気がないので、3日目しか使うタイミングがありませんが・・・・・。
手に入るのが遅いので、1日目のクーポンは2日目に、2日目のクーポンは3日目に使えばいいと考えますが、落とし穴があります。
「場所の制限」です。
隣接県でしか使えない!場所の制限
「地域共通クーポン」は旅行先の観光振興という目的があるため、宿泊先とその隣接の県でないと使えません。
利用できるエリアについては下記の事務局のページにまとめられています。
https://goto.jata-net.or.jp/coupon/area.html
私の旅行の場合は、下記の通りです。
1泊目愛知県宿泊→2日目京都へ・・・愛知と京都は隣接県にならない
2泊目京都府宿泊→3日目岐阜へ・・・岐阜と京都は隣接県にならない
翌日の移動先では「地域共通クーポン」が使えなくなってしまうのです。
1日目はホテル周辺でしか使えず、2日目は移動する前にしか使えないという危機的状況です。車で2件以上をまたぐ旅行を計画している方はこのような状況に陥ります。
利用が便利なのはガソリンスタンドか薬局か
1日目に5,000円、2日目に1,000円のクーポンがあります。うまく使える自信がないですが、考えてみました。
まず、1日目名古屋のクーポンは夕食代で3,000円くらい使っていいものを食べる。余ったものは翌日のお菓子を買うか、ユニクロで下着などを買うかと考えています。
電子クーポンで使える店舗が少ないのですが、名古屋の繁華街「栄」に宿をとっているので、なにかしら使い切る手段はあると思います。
そして、2日目京都のクーポンはガソリンスタンドで使おうと思います。どうせ満タンで返さなければいけないですから。
できれば各地の名産に使いたかったのですが、利用の場所と時間の制限は厳しいです。