「Go To キャンペーン」に関する詳しい情報が出てきている2020年7月。
「Go To Travel キャンペーン」と「Go To イベント キャンペーン」は詳細が発表されている。
しっかり調べている方は気づいたかもしれない。一緒に使えれば、だいぶお得じゃないかと。
例えば、東京から名古屋に野球の試合を見に行く場合、新幹線+ホテル+野球観戦チケットをあわせる。
「トラベル」「イベント」を合わせれば、高額の割引を受けられるのではないか。。。
現在出ている情報から考えると
残念ながら、両キャンペーンを同時に利用し、大幅な割引をうけることはできなさそうだ。ただ抜け道も考えられるので、解説していきます。
トラベルとイベントの併用は無理そうだ
経済産業省の「Go To イベント キャンペーン」案内
https://www.meti.go.jp/information/publicoffer/kobo/2020/downloadfiles/k200701001_04.pdf
詳細はそれぞれのキャンペーンの内容を見ればわかるのだが、「Go To Travel キャンペーン」はホテルか旅行代理店を通したキャンペーン、「Go To イベント キャンペーン」は個人で申し込むキャンペーンだから併用ができない。
「トラベル」はホテルや旅行代理店を通した予約。これで旅行代金が35%割引になる。
「イベント」は個人で申し込んだスポーツや演劇、コンサートなどのチケット。
20%の割引か20%分の現地利用クーポンを受け取ることができる。
それぞれが別の申込み方にしか対応していないので、2つの割引を同時に受けることはできない。(2020年7月中旬に公開されている情報では)
宿泊のトラベルとチケットをイベントのパターン
一括利用ほどの割引はないが、それぞれを「トラベル」「イベント」で予約することはできる。
宿泊+観光を「トラベル」、野球観戦を「イベント」
新幹線+名古屋市内のホテル宿泊のフリープランを旅行会社で予約、野球のチケットはインターネットで予約。こうすれば、それぞれ35%、20%の割引を受けられる。
自分で比較したほうがいい可能性も
「イベント」は博物館や美術館の入場も対象になる。
例えば、新幹線+宿泊+美術館の「トラベル」対象のツアーに申し込むより、
新幹線+宿泊で「トラベル」対象、美術館で「イベント」対象として別々に申し込んだほうが安い可能性もある。
盛りだくさんのツアーほど、旅行会社としては利益を出しやすい。申し込む場合は別のパターンで申し込んだ場合の金額を検討してみるといいでしょう。
目的があれば「トラベル」と「イベント」併用もあり
「トラベル」は遠くへの旅行、「イベント」は近場での演劇やコンサート、テーマパークへの利用というのがキャンペーンの目的でしょう。政府の目的に沿うと別々に利用するのがいいと思います。
ただ、「名古屋まで行って、ナゴヤドームで野球を見たい」など明確な目的が決まっている場合はそれぞれ「トラベル」「イベント」の対象となるように申し込むのもいいでしょう。
それぞれ35%、20%の割引になります。9月以降「地域共通クーポン」もつくとなれば、お土産も買えます。