７月の４連休を使って、実際に「Go To Travel キャンペーン」を利用しましたので、旅行記と併せて観光地の実態や旅行代金についてレポートします。長文になってしまったので、適宜、目次から読みたい箇所にとんでください。
結論からいうと「旅行に行った人は多いし、リフレッシュも兼ねて対策をしながら行くべきだ」と思いました。
https://travel-real.com/gotocampain-tyokuzen-shukuhaku/
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7月4連休旅行の実態
１泊２日で千葉県、南房総と銚子に旅行に行きました。
観光地の人はまばら
千葉県南部の館山駅近くの北条海岸の連休２日目の様子です。
海水浴は禁止されていますが、シートを敷いてくつろぐ人・釣りをする人などがまばらでしたが、いました。
車は渋滞。公共交通機関は閑散
普段の連休初日ほどではありませんが、各高速道路で渋滞が起きていました。また、行った富浦のインターあたりも車が多かったです。
一方公共交通機関（JRやバス）はがら空きでした。
ホテルはほぼ満室
私が行った南房総の「南国ホテル」はほぼ満室のようでした。コロナ対策で説明が長かったことなどもあり、１７時頃に行ったのですが、チェックインに20分ほどかかりました。
旅行内容
じゃらんで「南国ホテル」を予約し、現地までは青春18切符と現地バスで行きました。
１日目の旅程
千葉県北西部（自宅）→富浦で昼食→那古船形・崖観音→館山・北条海岸→南房総・南国ホテル
１日目昼食ばんごや
富浦の「ばんごや」の漬け丼９８０円（税抜）です。ボリューム満点でご飯大盛りも無料です。自家用車の観光客が多く、お昼時に行ったら30分ほど待ちました。
１日目崖観音
那古船形（なこふながた）駅から徒歩約20分にある赤い境内が特徴的なお寺です。館山の町や海を一望できます。
１日目北条海岸
館山駅から徒歩5分ほどの海岸です。一部、足だけ海に浸かっている人もいましたが「海水浴場」は開設しておらず。海風が気持ちよかったです。
１日目南国ホテル
館山駅からバスに乗って40分ほど、白浜の南国ホテルが宿泊先で「伊東園ホテルズ」系列のホテルです。
温泉露天風呂あり、夕食・朝食バイキングでコストパフォーマンスがいいお宿です。
あと、夕食時はアルコールも飲み放題です！刺し身でビールがすすみます。
２日目の旅程
ホテル→安房鴨川→銚子で遅めの昼食→帰宅
２日目ホテル
ゆっくり温泉に入って、朝食バイキングを食べて、出発です。朝食バイキングも種類豊富で満足です！
２日目安房鴨川
乗り換えで「鴨川シーワールド」で有名な安房鴨川（あわかもがわ）駅に下車。駅内にはちっちゃな水槽がありました。（写真撮り忘れました。）
２日目銚子
内房線・外房線・東金線・総武本線と乗り継いで、千葉県の東側を北上しました。途中、海を右手に望みながら電車に揺られていきます。銚子についたのは夕方の16時頃。
駅から歩いて銚子市場近くの漬け丼が有名なお店に向かいます。20分ほど並びましたがいわしの漬け丼が絶品でした！鯖の棒ずしもテイクアウトして帰りの車内で食べました。
銚子からJR線を乗り継いで21時頃に帰宅しました。
旅行金額総計
総額は2人で29,270円。1人あたり14,635円でした。詳細は下記の通り。
ホテル代（16,190−5,600）＝10,590円
青春18切符 9,640円
食費 6,000円
交通費 2,440円
お菓子など 600円
ホテル代
今回、ホテルに直接予約をしたので、宿泊代金の35％が還付される予定です。
2人で22,190円が宿泊代金ですが、実際の支払いは南房総市の割引で1人3,000円引き。16,190円でした。どちらの代金を元に35％割引が行われるかは明示されませんでした（検討中？）。もしかしたら、更に大きな額が還付されるかもしれません。
安い方の16,190円を基準にしても、5,600円（端数切捨て）が還付されます。
【7/23更新】「Go To キャンペーン」還付の申請方法を解説
青春18切符
5回分で12,050円です。2人で2日間、4回分使ったので実質負担額は9,640円です。
食費
2日分の昼食でちょっと贅沢をしましたので、1日目2,000円ほど、2日目で4,000円ほどでした。計6,000円ほど。
その他交通費など
館山駅からホテルまでの往復バスが1,220円×2人分＝2,440円。飲み物やお菓子で600円くらいでした。
コロナ対策
コロナ禍に始まった「Go To Travel キャンペーン」ということで、各地は対策が求められました。
https://travel-real.com/new-etiquette/
公共交通機関での対策
JRの電車では窓を開けています。長時間乗っているとトンネル内で音が反響して、うるさい時がありましたが、そこまでは気になりませんでした。乗客は8割がたマスクをしているという印象でした。
観光地での対策
場所自体が封鎖された海水浴場は閑散としていました。距離がとれるキャンプ場やバーベキューをしている人たちは暑さ対策なのかマスクを外している人が多いようでした。
ホテルの対策
チェックイン時は消毒+検温が必須でした。卓球場やカラオケは禁止。館内もマスク着用。バイキングは短時間で行う。脱衣所のカゴも距離を開けて置いてありました。
1点驚いたのが、大浴場でのスリッパ。自分の履いてきたスリッパがわかるように番号付クリップを付けて目印にしておくのですが、今までは誰も気にせず、他人のスリッパを使っているようでした。
しかし、コロナの影響か、他人のスリッパを使う人が全然いなかったです。
「Go To Travel キャンペーン」の案内
チェックインに20分かかりました。おそらく、各旅行者が「還付申請」のやり方をその場で聞いているから時間がかかっているのだと思いました。
私の場合はチェックイン時に支払内訳書（領収書）をもらって、翌日チェックアウト時に宿泊証明書をもらうだけでした。後は自分で申請すればいいだけです。仕組みを理解していない人はいろいろ聞いているようでした。
「還付」説明用のパンフレットなどがあればよかったと思いましたが、「東京除外」の影響もあり、一律に案内することは難しかったのだと思います。
ちなみに、東京ナンバーの車も10％程度はあったので、キャンペーンの割引はなしで旅行に行っていた人もいると思います。
旅行中にJATA（日本旅行業協会）のHPで泊まった「伊東園ホテルズ」が「Go To Travel キャンペーン」の対象になることを確認しました。7月下旬時点で多くの施設が登録されていることがわかります。
https://www.jata-net.or.jp/gttravel/
https://travel-real.com/gototravel-apply-0727/
まとめ
観光地は「盛況」というほどの混雑具合ではないですが、みんな対策をしながら旅行をしているようでした。
私も久しぶりに旅行をして、リフレッシュできました。長い距離を歩いたり、地のおいしいものを食べたり、電車の乗り換えを考えたり。しばらく使わなかった脳と身体をいっぱい使いました。
お得に行けることと旅行関係産業への助けになること、リフレッシュになるメリットを考えると、コロナの対策をしながら旅行はしてもいいのではないかと考えます。
