「Go To トラベル キャンペーン」は当初、2021/1/31までの旅行が対象の予定でした。
ニュースによると、2021年のゴールデンウイークまでという話や、6月まで、ゴールデンウイーク以降は割引額を現象という話もでています。
それだけ、日本の観光産業が厳しい状況だともいえるでしょう。
2020年12月10日時点では、延長の可能性が高いというニュースは目にしますが、「延長すること」が決定はしていません。
今後の旅行予約をどのようにすべきか、元旅行会社社員が考えます。春の京都旅行などは申込みのチャンスかもしれません。
2月以降の旅行はどうなる?
まだ、政府が正式な発表をしていませんが、「Go To トラベル キャンペーン」は継続となるでしょう。
経済をこれ以上止めることを政府は一番恐れているはずです。
ワクチン開発が進んでいるという話もありますので、コロナウイルスの脅威が収まると考え、経済政策を止めない方針だと思います。
ただ、感染者が増え、病床の状況が圧迫している状況での継続は批判が高まるため、様子を見ている段階といえます。
旅行会社が販売するツアーは?
1月31日までの旅行が「Go To トラベル キャンペーン」の対象という状況は変わっていません。
一方で、団体ツアーを販売する旅行会社は3〜4ヶ月先の旅行のプランを既に販売している状況です。
12月の時点で「桜を見るツアー」「ゴールデンウイーク出発のツアー」も発売されています。
旅行会社のホームページでは、「Go To トラベル キャンペーン」の割引前の金額で掲載されています。
1月いっぱいまでの旅行であれば割引が適用され、2月以降はそのままの金額になるということです。
それであれば、割引にならない2月以降の旅行の予約は避けられるはずです。
旅行会社としては2月以降の売上が上がらず、頭を抱えているでしょう。
既に予約済みの2月以降の旅行は
2月以降の旅行も既に予約ができます。
しかし、「Go To トラベル キャンペーン」の割引が予約時点では適用されません。
今後、実際に延長が決まった場合は7月にキャンペーンが開始したときと同様の対応になるでしょう。
具体的には、申込みの時に元の旅行代金を払っておき、旅行終了後に還付の手続きを行うというものです。
実際に手続きがやや面倒くさく、最初から割引がされていたほうが楽ですが、同額の割引が受けられます。
割安なホテル、ツアーがあれば申込みのチャンス
2月以降の旅行は割引されるかわからない今の状況では、予約を躊躇している人が多いです。
ですので、旅行会社が焦って旅行代金を下げているケースがあります。
具体的に、大幅に値下げをしている旅行会社を見つけられなかったのですが、ホテルも含めると必ずあります。
そういった旅行会社・ホテルを見つたら予約してしまってもいいと思います。
きっと「Go To トラベル キャンペーン」は延長され、事後的に割引が受けられるはずです。
もちろん政府が正式に延長を発表してからは値上がりが予想されますから、今がチャンスです。
最悪、「Go To トラベル キャンペーン」が延長されなくても無料でキャンセルできる期間もあります。