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「箱ぴた」サンクスクーポンの「お得感」は微妙だと思う

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箱根温泉が発行する「箱ぴたクーポン」について、あまりお得感を感じられないので、元旅行会社社員のこじろうが解説していきます。

箱根温泉が独自の宿泊割引事業を発表した。それが「箱ぴた」サンクスクーポン。人気の観光地・箱根温泉が独自に行う宿泊割引事業ということで人気が出てすぐに完売すると思うが、あまりお得ではないと思います。

「箱ぴた」サンクスクーポンの「お得感」は微妙だと思う

下記のサイトが箱根温泉のホームページ。概要を書きにまとめます。

https://www.hakone-ryokan.or.jp/thanks_coupon/

目的:箱根温泉の宿泊施設支援

対象者:居住地に縛りなし

販売額:1枚5,000円(10,000円分の宿泊券が購入できます。)

発行枚数:1500枚 第1弾 (第1段とあるだけなので、次回もあるかも)

申込制限:お1人様4枚まで(1泊につき1枚10000円分まで利用可)

利用期限:令和3年1月10日(日)まで

私はあまりおすすめしませんが、即完売になると思います。箱根という人気の観光地で関東から行きやすいこと、また1500枚という少ない数なので、すぐ売れそうです。ただ、お得感は少し弱いかと思います。

私があまりおすすめしない理由は「1人につき割引が5000円までで割高になる」「他の選択肢が多いと思う」からです。

箱ぴたは1人につき割引が5000円まで

箱根温泉が行う宿泊割引事業「箱ぴたサンクスクーポン2020第1段」は5000円で10000円分の宿泊割引券が購入できる制度です。割引額は5000円ですから、大きい額です。しかし、宿泊料金が高い箱根では宿泊費が割高に感じてしまうと思います。

関東から気軽にいけて、様々な乗り物や山と湖、峠を楽しめる「箱根」は人気の観光地です。人気というだけあって箱根温泉の多くの宿は1人1泊3万円程度はかかります。もちろん宿や季節にもよりますが、3万円くらいの宿泊費から考え始めないと選択肢が絞られます。3万円の宿泊を2万5000円でできると考えるとお得感はそんなに大きくないですよね。

また、期間が7月から来年1月前半までで、7月・8月は夏休み需要、10月〜11月は紅葉、12、1月は箱根駅伝の前後であるなど、年中どこをとっても人気の観光地であることから、安く行ける時期も少ないと思います。宿泊先はプランを変えることで値上げもできます。3000円のビジネスホテルが6000円になったら気付きますが、去年まで3万2000円だったのが、3万5000円になっても気づく人は少ないです。

箱根の宿泊料金を普通に支払えるお金持ちの方なら問題ないですが、少しでもお得に旅行に行きたいという方にはハードルが高いです。

箱ぴたよりも他の選択肢を待ってもいい

私が言いたいのは急いで飛びつくほどではない。ということです。他の選択肢も考えてみるといいでしょう。

・「Go to キャンペーン」で交通費や観光地と合わせたプランを待ってみる。

・とりあえず日帰りで行ってみる。関東からであれば日帰りでもロープウェイや

遊覧船に乗って、温泉に入るという日帰りもありだと思います。

・熱海や湯河原に宿泊することを検討する。「箱根」にいったら「箱根温泉」に

泊まりたいと思うものですが、熱海や湯河原にずらせば選択肢が広がります。

熱海などの方がお得なプランがある可能性もあります。

 

私だったら、あえて贅沢をして箱根温泉に行くということはせず、よりお得なプランを探します。

今年、箱根に宿泊旅行に行くことを決めていた人であれば、単純に5000円安くなるので、「6月29日 午前10時から(第1段)」応募にチャレンジしてみるといいでしょう。