「Go To Travel キャンペーン」の開始に伴い、旅行代理店がプランをつくる団体旅行への申込みを検討している人も多いかもしれません。
新聞広告やインターネットで「〇〇温泉と世界遺産〇〇 2日間」のようなプランをよく見ます。この形式の団体旅行を「募集型企画旅行」といいます。
募集型企画旅行・・・旅行業法で定められた旅行形態の1つで、旅行内容や旅行日程を決定した上で売り出すプラン旅行のこと。
個人で予約をして旅行することが多く、団体旅行に申し込んだことがない人も多いと思います。旅行会社が作ったプランに申し込む時の注意点について解説します。
最少催行人数があり、ツアーキャンセルになる可能性がある
最少催行人数は(さいしょうさいこうにんずう)と読みます。募集型企画旅行は団体でバスを借り切ったり、鉄道・ホテルなどの席を多く予約することで割引を受けている。数人しか集まらないとツアーを運営しても利益が出ない。
なので、募集型企画旅行の募集を行ってもツアーの運行を取り消せる権利が旅行会社側にあります。これが「催行中止」=「ツアーキャンセル」です。
募集型企画旅行に申し込んだ場合は、ツアーキャンセルになることを念頭に置かなければならない。
募集時に「催行決定」となっていれば、「ツアーキャンセル」になることはありませんので、安心です。
キャンセル料金が早めにかかる
募集型企画旅行はお客さんが集まって、初めて旅行会社の利益がでます。逆に言えば、直前でキャンセルが多く出てしまうと旅行会社は困ってしまいます。

なので、旅行会社は旅行業法に則りしっかり取消料をとります。
ホテルやその他の施設は直前までキャンセル料をとらなかったり、もしくは別の日程に変更できたり柔軟な対応ができるところも多いようです。
日程で料金が変わる
募集のパンフレットには19,900円〜のように魅力的な金額が書いてあります。
2万円程度で行けるなら、申し込もうかな。と見ていると、19,900円で申し込めるのは平日しかなく、土曜日のツアーは24,900円するなんてこともよくある。
特価に見せて、実はいろいろお金がかかってくるというのはあらゆる営業会社がやっていることなので、仕方ないことだとは思う。
部屋の利用人数による割増がある
19,900円にはさらなる追加料金がかかる場合がある。
よくあるのが部屋の利用人数による割増料金です。19,900円は4名1室の利用で、2名1室利用は22,900円ということがこれまたよくある。
ホテル側で人数ごとの割増をとっているのはよくあること。1部屋に4名泊まれば1人1万円でも4万円ですが、2名で泊まった場合は2万円で売上が半額です。さすがに、倍はもらえませんが、数千円の割増料金をもらっているということになります。
相席の可能性がある
移動のバスや鉄道、飛行機も団体予約で席をとっています。40名で40席をとっているのですから、全員が好きな席に座れるわけではありません。
特に、奇数人数で参加していてバスが満席の場合などは高確率で相席になります。新幹線の隣が知らない人でもいいですが、バスだと隣が近いし、嫌だという人も多いと思います。
また、バスでは偶数参加の場合、相席は考えにくいですが、飛行機や新幹線は3人席もありますので、十分に相席がありえます。相席がわかるのは当日ということも多く、テンションが下がって旅行に行くことになる場合もあります。
飛行機や鉄道の時間指定
飛行機や新幹線の出発時間は幅を持って、正式な時間は1週間ほど前にわかるということも多いです。
さらに、特定の時間にしようとする場合、追加料金がかかる場合もあります。
団体旅行ではお得に旅行に行けますが、デメリットもしっかり理解した上で申し込むといいでしょう。
