「Go To Travel キャンペーン」の開始が発表され、官房長官も延期をする予定はないと発言した。7月22日から「Go To Travel キャンペーン」の割引が開始されそうだ。
旅行の案内ばかりが増えるが、テーマパークに行きたいという人も多いはず。
ディズニーランドやディズニーシー、USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)などに関する「Go To キャンペーン」絡みの話はあまり聞かない。本記事ではディズニーランドなどのテーマパークに割引で行けるのかを予想も含めて考えてみたいと思います。
結論としては、割引を組み合わせることはできるが、大幅な割引は難しいと思います。
①予約制限が行われている状況
まず、ディズニーランドやUSJはコロナ禍で入場制限を行っている。誰でも自由に入場チケットを買うことはできず、抽選等になっているという。自由に入園チケットを買えない状況では割引は考えにくい。また、旅行代理店に一定枚数流すということも人気テーマパークでは基本的にはないようだ。
②旅行代理店と宿泊施設での予約が対象
「Go To Travel キャンペーン」の対象となるのは、旅行代理店もしくは宿泊施設で旅行や宿泊を予約した場合です。ホテルがディズニー入園チケットとのセットプランを作ったり、旅行会社が高速バスと入園券のプランを作れば対象になります。しかし、前章で書いたように、旅行会社に入園チケットが流れてこなければ、プランを作ることはできません。
③入園料の割引は難しいが宿泊の割引は受けられる
入園の制限がかかっている以上、入園料の割引を受けるのは難しい。一方、交通費や宿泊は「Go To Travel キャンペーン」の対象となる。
例えば、大阪からディズニーランドに行く場合、入園チケットとは別に「東京までの交通費+浦安のホテルに宿泊」のプランを予約することがある。このツアーには「Go To Travel キャンペーン」の割引が適用される。2万円のツアーだったら、7千円くらい安くなる。
遠征組にとっては交通費や宿泊費を削れるだけでも嬉しい。割引対象のプランとディズニーランドを組み合わせる手はある。
9月からは地位共通クーポンが使える可能性
8月いっぱいまでは旅行代金の割引だけだが、9月からは旅行代金の15%分の地域共通クーポンが発行されるということになっている。
「地域共通クーポン」は対象とすることができない支払いや業態を除いて、手をあげた施設が地域共通クーポン利用施設として登録される。ディズニーランドが対象とならない理由はないと思う。
ディズニーランドでクーポンが使える場合、前章のプランだと、3千円の「地域共通クーポン」がもらえることになる。お土産や食事を楽しむのにありがたいですね。
ディズニーの世界観を壊さないようにクーポンは導入しないということも考えられますね。
④入園の制限人数が解除された場合は高割引!だが、現実は・・・・
入園制限が解除され、また他の理由で旅行代理店がチケットを買うようになった場合、たくさんプランがでてくるだろう。
先程の例で考えると、大阪から往復交通費+浦安のホテル+入園料で3万円位になるだろうか。
3万円の宿泊ツアーであれば、旅行代金の割引が10,500円、地域共通クーポンが4,500円。
交通費込みで食事代やお土産が買えるクーポンもついて、20,000円をきってくるとなるとまさに夢のようなプラン。
現実的には「地域共通クーポン」のテーマパーク(ディズニー・USJ)への導入があるか、入園券がついたプランが出てくるかがポイント。
今後の動向に注目したい。交通費の割引等だけでも遠くから行く人にとっては大きいと思います。